2013年6月3日月曜日

木の話その2


こんにちは。yamasi_taです。

今年は平年より早く入梅となり、いよいよ雨の季節到来です。
この時期森林(やま)に行くと、緑が日に日に濃くなって、
植物にとっては恵みの雨ということになるのですが、
食べ物は傷みやすくなってきますので、気を付けたいですね。

最近は回転寿司ばかりで、あまり見る機会がないのですが、
お寿司屋さんにに行くとガラスケースの中に葉が置かれています。
たいていはヒノキかサワラのどちらかです。














ヒノキはテンペン類、サワラには、ピシフェリン酸と呼ばれる成分が多く含まれていて、
どちらも鮮度を保つ働きがあるからです。

ヒノキとサワラは樹形も樹皮も似ていてなかなか見分けがつきにくいのですが、
葉の裏を見ると見分けられます。

一番解りやすいのは葉の裏を見ることです。
どちらも気孔線という白い線(ここで呼吸しています)があり、
ヒノキは、Y字形。
サワラは、H字形(又はX字形)になっています。














ヒニキは「ヒY」、サワラは「さわらないでH」と覚えると忘れないと
自然観察会で教えてもらいました。

これからの季節、お弁当にヒノキやサワラの葉を添えると、
見栄えも衛生的にも良くなって、美味しく召し上がれると思いますよ。

これからも木の持っている力を設計、施工に活かして
健康で快適な住空間を造って行きます!

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