将来なりたい職業を子ども達が選んで、ネットや本で調べて
わかることでなく、体験に基づいたその人の生の声を
聞きたいということでした。
多岐にわたる建築の仕事の中から、
設計に絞って話をすることにしました。
新知小学校HPから |
私の考える設計とは敷地、周辺環境、自然と人の暮らしを、
それぞれに対話頭の中で対話しながら、
「用・強・美」とゲニウス・ロキをモチーフとして、
推理小説を読み解くように組み立て、
図面という形で見える化することです。
敷地の持ってるポテンシャル、
地名に込められた昔の人の知恵、
日本建築の架構美を、
ギョーカイ用語を使わずに話すのが、
こんなに大変だとはじめて知りました。
現実の設計というプロセスに
どこまで盛り込めたか甚だ心許ないですが、
6年生になると割と分かってくれたようで、
ワークショップも楽しんで取り組んでくれました。
やっぱり、子どもは反応が早くて、
ストレートなので面白いですね。
でも、一番楽しんだのは私自身だったかも。
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