大掃除をしながら・・・

こんにちは。Yamasi_taです。

今年も残すところ、３日となりました。

大掃除をされている方も多いと思いますが、大掃除のついでに家の点検をされてはいかがでしょうか。

納戸や押し入れなど湿気のこもりやすい空間や、客間など、ふだんは使わない部屋も、掃除の際は建具を開け放して空気を入れ替えましょう。そして、掃除しながら眺めましょう。そうすることが雨漏りなど、重大な問題の早期発見につながります。補修カ所がみつかっても早めに対応できるので、費用や工期の負担が小さくてすみます。

家の外まわりは、床下の換気・風通しをチェックします。外壁のすぐ近くに物や植木鉢を置いていたり、庭木が茂って風通しが悪いのは、建物にとってあまり良い状態ではありません。そのほか外壁の目地が切れていないか、雨どいが詰まっていまいかもチェックしましょう。しかし、外まわりは目視点検が鉄則です。屋根に上ったり、ハシゴに上ったりするのは危険なのでやめましょう。

また、この時こそ地震に備えるチャンスです。

地震の備えというと、非常食や水の備蓄などを思い浮かべる方も多いと思いますが、自助の基本は、家の耐震化と家具の転倒防止です。家が倒壊したり、家具の下敷きになっては非常食どころではありません。

家の中の危険個所を家族でたのしく見つける方法があります。「家庭内DIG」という方法で、インターネットが使える方は、静岡県地震防災センターで検索するとホームページが見つかると思います。そこから資料がダウンロードできます。

DIG(ディグ)とは、災害想像ゲーム(Disaster（災害）、Imagination（想像力）、Game（ゲーム）の略で、地域防災力向上の手法ですが、家庭内DIGとは、それの住宅版といったところでしょうか。
冬休み、大掃除しながらお子さまとご一緒に住まいをたのしく探検してみてはいかがでしょうか。