隣地からほとんど外壁位置が離れていない建物を見た事がありませんか?
通常、外壁面から60センチほど離れていないと人が作業できません。工場生産で壁や床を製作して現場に運んでこれば可能ですが、現場で職人さんが一から作り上げていく木造軸組工法では無理なのかと思っていました。
が、先日身内の建設会社の社長と話していたところ「できるよ」と返答が。
送り壁工法と言っていましたが、簡単に説明しますと
・基礎は実際の位置で施工。
・外壁は実際の位置から90センチ程内側で施工。その際、外側の作業はすべて終える。
・実際の位置へ壁を移動。内側から壁を固定。
本当に簡単に説明をし理屈も簡単ですが、これをできる建設会社も少ないそうです。近々この作業を行うそうなので、勉強に行ってきます。
弊社でも外壁を敷地いっぱいに建てざるを得ないお客様のニーズにこたえられたらと思います。
ではまた。
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