こんにちは。tanakaです。
「ウェールホームさんて、耐震性は大丈夫ですか?」と
聞かれることが、たまにあります。
「もちろん、大丈夫です!」とお答えするのですが、
何を根拠に大丈夫か、という物がありませんでしたので、
設計部に資料をまとめてもらいました。
私「えっ!こんなに厚いの?」
設計「はい。それぞれのお宅で、これくらいは計算して
ますよ。」
私「あの~、ちょ、ちょっとだけ説明してもらえます?」
設計「え~、まずは・・・(所要時間約1時間)」
私「あ、ありがとうございましたっ!」
せっかくなので、教えてもらった内容を少しだけ
ご紹介します。
まず、家の大きさ、外壁の面積から、その家に必要な
壁(耐力壁)の量を計算します。
配置した耐力壁の量を、満たすかどうかチェックして、
その壁の配置のバランスが良いかもチェックします。
その壁の配置での、柱の引抜き力を計算して、
必要な金物を配置していきます。
(柱1本1本、すべて計算していきます。)
今度は基礎の検討です。
配置した壁から、地震力を地面に伝える立上りの配置を
計画して、メンテナンスで必要な人通口を作りつつ、
人通口で弱くなった部分に、必要な補強を計画していきます。
次は重さのチェックです。
その家の重さを計算して、地震が起きた時の
家が揺れる強さを想定し、その揺れの強さに見合う
構造であるかも確認していきます。
(重い家ほど強く揺れるからです)
最後に、構造部材1本1本に加わる力を計算し、
その力に見合う構造材の強さや、大きさかどうかも
チェックしていきます。
これでも、説明をだいぶ省きました。
もし、耐震性にご興味ある方は、
これくらいでしたら、資料をお見せしながら
ご説明できますので、お気軽に声をかけてください。
(ちなみに、制震装置の取り扱いもしております。)
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