こんにちは。
yamasi_taです。
空梅雨だと思っていましたが、ここにきて梅雨らしい天気が続いていますね。
豪雨は困りますが、この時期の雨は植物の生育にとってなくてはならないものです。
雨上がりに、より一層鮮やかさを増した緑を見るのは、この時期ならではの楽しみです。
しかし、夏に向けて緑が濃くなるこの時期に、季節はずれの紅葉している、そんな里山を見られたことはありませんか。
ここ数年、里山を代表するコナラやミズナラなどの大木が枯れる、いわゆるナラ枯れという現象です。
林野庁HPより
カシナガ(カシノナガキクイムシ)という虫と、ナラ菌の共同作業によって枯損するのですが、どうして最近になって被害が目立つのでしょう。
ひとつには、里山に人の手が入らなくなったのが原因といわれています。
昔は燃料として、また、シイタケなどのホダ木として、定期的に更新されていましたが、薪炭の需要が減り、高齢の大径木になったからではないか、と考えられています。
木も高齢になると抵抗力が落ちて病気になりやすいのでしょう。
住宅でナラは、フローリングや家具などいろいろ使われています。
無垢の木を使うことは、里山を健全にすることでもあるのですね。
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